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立体写真による探訪記と恐竜ジオラマのアクアテラリウムと駄文のブログ

 

箱根探訪記(仙石原編)

Edit Category ウォーキング
歌川広重 「箱根 湖水図」(東海道五十三次)
歌川広重 「箱根 湖水図」(東海道五十三次)

東京からは近場なのだが、関東屈指の観光地である箱根に数年ぶりに旅行に出掛けることにした。WEBにて各部屋に露天風呂のある宿を見て、温泉好きの我々夫婦の意見が一致し、予約することにしたのだ。今年大学生になる息子にも誘いの声を掛けたが、当たり前に拒否された。まぁ、これは仕方がない。

箱根には、大阪に住んでいた頃の1995年 3月、当時一歳の息子を嫁さんの実家に預かって貰い、念願であったローリング・ストーンズの東京ドームライブ”VOODOO LOUNGE” IN JAPANを嫁さんと一緒に観に行った際、関東地方へ行く機会を利用して、前日に芦ノ湖の近くに宿泊したとき以来の訪問になる。そのときは、大阪~小田原~強羅~桃源台というコースで箱根登山鉄道~箱根ロープウェイを満喫できたものの、翌朝早くに東京へ移動するスケジュールだったために観光が疎かになってしまった想いがあった。

今回の箱根探訪では、温泉や景観を楽しむのみならず、近年、良く耳にする”パワースポット”を訪れ、心身ともにパワーチャージすることも欲張ってみたい。当然、立体写真もたくさん撮影することも楽しみにしている。新宿から小田急ロマンスカーで箱根湯本に向かい、そこから仙石原~芦ノ湖というコースを選択した。

このたびの一泊二日の箱根探訪記を一日目の仙石原編、二日目の芦ノ湖編に分け、数多くの立体写真を盛り込んでブログに掲載することにした。

小田急ロマンスカーEXE3000型&新宿-箱根湯本ルート
小田急ロマンスカーEXE3000型(左)新宿-箱根湯本ルート(右)

箱根湯本での昼食を意識し、AM11:00頃に到着する便を選び、小田急ロマンスカーに乗り込んだ。このEXE3000型は、幼い頃に絵本などで良く見た小田急ロマンスカー”的な”雰囲気があまり感じられない。小田急ロマンスカーと云えば、真っ赤で鼻先の長いフォルムが思い浮かぶのだが、この車両は色も形もどちらかと云えば地味な部類である。しかし外観とは異なり車内はゆったりとしていて、”旅行に出かける特急列車”の雰囲気を醸し出している。

前回の記事の通り、鉄道に詳しくなく、江東区に住む私にとって、新宿をアクセスポイントとする小田急はあまり馴染みがないのだが、それこそ”伊勢志摩は近鉄で”という印象の如く”箱根は小田急で”という強烈なイメージがあり、ロマンスカーと云うネーミングも旅行気分を高めている効果を感じる。尚、現地で便利な”箱根フリーパス”も事前に用意し、スムーズ且つ有効に箱根の交通機関を利用することにした。

この”やっぱり箱根は小田急だなぁ!”というイメージと”現地で便利な箱根フリーパス”に関しては、この旅行で後々知ることになる興味深い歴史に裏付けられいることには、この時点は知る由もなかった。

(交差法)
小田急ロマンスカー(交差法)
(平行法)
小田急ロマンスカー(平行法)

新宿を出発して一時間半程で箱根湯本に到着した。夏休みなので人もいっぱいである。旅行前に下調べしておいたお蕎麦屋さんを訪ねて少し早い昼食にした。思った通り、入店して7~8分程で瞬く間に客数が増し、並んで待つ人が出てきた。スムーズに昼食を済ませたことに満足しながら、湯本の街をゆっくり歩きながら温泉街の雰囲気を楽しむことにした。

箱根湯本の絵葉書のような景観
(交差法)
箱根湯本①(交差法)
(平行法)
箱根湯本①(平行法)

(交差法)
箱根湯本②(交差法)
(平行法)
箱根湯本②(平行法)

(交差法)
箱根湯本③(交差法)
(平行法)
箱根湯本③(平行法)

(交差法)
箱根湯本④(交差法)

(平行法)
箱根湯本④(平行法)

(交差法)
箱根湯本⑤(交差法)
(平行法)
箱根湯本⑤(平行法)

しばらく街の景観を満喫した後、仙石原に向かうバスの乗り場と時間確認したが、もうすでに長い列が出来ていた。少し小雨も降り出したので、早めに移動して宿泊先に荷物を預けて、チェックインまで仙石原を探訪することにした。

箱根登山バス&箱根十七湯
箱根登山バス(左)箱根十七湯(右)

箱根湯本からは、小田急箱根グループで箱根フリーパスが使える箱根登山バスを利用し、「箱根十七湯」に数えられる仙石原温泉に向かうことした。

箱根温泉は箱根山一帯に存在する諸温泉の総称で、近世期から明治中期にかけては湯本・塔之沢・宮ノ下・堂ケ島・底倉・木賀・芦之湯の諸温泉が所謂「箱根七湯」と呼ばれていた。これらのうち芦之湯を除いては、早川の渓流ぞいに立地した温泉集落で、これらの温泉集落が箱根の中心地域を形成していた。これら歴史ある名湯は、徳川将軍家への献上湯にも選ばれていたとのこと。現在ではお湯を汲み上げる技術が発達し、この七湯に大平台・小涌谷・強羅・宮城野・二ノ平・仙石原・姥子・湯ノ花沢・蛸川・芦ノ湖を加えて「箱根十七湯」と呼ぶ。

仙石原温泉は、大涌谷からの引き湯で開けた温泉。足柄山の金太郎で有名な金時山の南麓に標高約700m付近に広がる高原。仙石原高原とも云われ、大昔は芦ノ湖とつながる火口原湖であったが、現在は草原地帯となり、周囲には美術館やゴルフ場が造られ、多くの温泉旅館や寮・保養所、別荘がある。仙石原湿原植物群落は国の天然記念物に指定され、近くには「箱根湿性花園」がありシーズンには賑わっている。

仙石原の”ガラスの森美術館”の近くに宿泊先の『箱根 仙石原 品の木 一の湯 別邸』がある。森に囲まれた広い敷地内に蔵風和風モダンテイストの建物が立ち並ぶ。15:00のチェックインにはまだまだ早いので、フロントで荷物を預けて身軽な状態にし、仙石原の象徴的景観である仙石高原ススキの原を目指して歩いてみることにした。

ガイドブックを入れたまま荷物を預けたので、道順も方向も判らないまま歩き出したのだが、何しろ目指すは仙石高原ススキの原である。そのうちに眼の前に拡がるように見えてくるだろうと呑気に構えていた。しかし細い道をくねくね歩いてもそれらしき景観は一向に見えてこない。業を煮やして地元の方に尋ねると”真直ぐ行って十字路を左に”と判りやすく説明いただけたが最後に”そうすると県道に出ますのでそこを真直ぐ30分位歩いて下さい。”と言われ、エエ~ッ、30分も?!と仰天してしまった。

(交差法)
仙石原高原①(交差法)
(平行法)
仙石原高原①(平行法)

(交差法)
仙石原高原②(交差法)
(平行法)
仙石原高原②(平行法)

県道らしき道路に着き、暫く真直ぐ歩いてみた。二車線の道路には歩道らしきスペースは殆ど無い。当然ながら夫婦縦並びになり、車やバスがピュンピュン行き交う道路を黙々と歩いた。処々に片側に歩道らしき歩くスペースが現れては消える。安全な側に横断したいが殆ど信号がない道路で車が途切れなく走行しているのでどうすることもできない。本当に仙石高原ススキの原は観光スポットなのだろうか?果たしてそこに辿り着けるのだろうか?と不安が過った。

(交差法)
仙石原高原③(交差法)
(平行法)
仙石原高原③(平行法)

(交差法)
仙石原高原④(交差法)
(平行法)
仙石原高原④(平行法)

暫くすると鮮やかな緑色の草原らしき景観が見えてきた。何という鮮やかな緑だろう。思わず先般リニューアルしたアクアテラリウムの苔の緑の鮮やかさを思い出してしまった。近づいてみると誰も歩いている様子はない。周囲のお店の駐車場係の方に高原の入り口を教えていただき、そこから草原の真ん中に位置する真直ぐな道を見渡した。

(交差法)
仙石原高原⑤(交差法)
(平行法)
仙石原高原⑤(平行法)

(交差法)
仙石原高原⑥(交差法)
(平行法)
仙石原高原⑥(平行法)

素晴らしい景観である。歩いて来た甲斐があった。本来ならススキの穂が黄金色になる頃に観光客で賑わう場所なのだが、8月の鮮やかな緑色の草原も想像を絶して見事である。何故、我々夫婦の他に観光客がいないことが不思議でもあり、反面幸運でもあった。濃い緑色のススキの穂は触ると手が切れそうな感じなのだが、風が吹くたびにザワザワとした音を立て、風になびく穂の向きによってススキの穂の緑の色合いに変化を齎す光景に癒されてしまうのである。

暫く眼の前に拡がる光景を堪能し、宿泊先に戻ることにした。チェックインの時間も迫り、およそ4kmの道程ながら小雨や風もあり想像以上に歩き疲れたので、帰りはバスで戻ることにした。あれだけ苦労して歩いてきた道程を僅か7~8分で到着したことが何気に可笑しく感じられた。

ススキ高原までのウォーキングコース(上)   『箱根 仙石原 品の木 一の湯 別邸』(下)
ススキ高原ウォーキングコース&仙石原品の木一の湯

宿に着いてチェックインを済ませ、早速、楽しみにしていた客室露天風呂に入ってみた。想像した以上に浴槽が広く、高さのある木々を見渡せる景観は、まるで森の中で入浴している感覚に浸れる。そして何よりも温泉が気持ち良い。少し熱めの湯と窓がない故に身体に自然の風を感じることが旨くマッチし、本当にゆったりとくつろげる。周囲を気にせず、自分だけ癒しの時間を充分満喫できることも大変気に入った。

(交差法)
仙石原品の木一の湯別邸①(交差法)
(平行法)
仙石原品の木一の湯別邸①(平行法)

(交差法)
仙石原品の木一の湯別邸②(交差法)
(平行法)
仙石原品の木一の湯別邸②(平行法)

(交差法)
仙石原品の木一の湯別邸③(交差法)
(平行法)
仙石原品の木一の湯別邸③(平行法)

(交差法)
仙石原品の木一の湯別邸④(交差法)
(平行法)
仙石原品の木一の湯別邸④(平行法)

食事は部屋食ではなく、レストランスペースに集合するスタイルだが、特に問題は感じられなかった。強いて云えば、比較的に若いカップル客(死語ですかね)が多く、大浴場でなくプライベートな空間を好む傾向が若い人には多いのかなとは感じた。

部屋の温泉には、夕食までに二回、夕食後に近くのコンビニで買い物した後に一回、寝る前に一回と入浴(因みに翌日午前中はチェックアウトまでに二回)し、嫁さんが呆れていた。

夜も更けてきてそろそろ就寝の準備になり、自宅からリュックサックに入れてきた重い荷物を取り出した。今年の4月3日の自身の誕生日から始めている睡眠時無呼吸症候群の治療用のCPAP(nasal continuous positive airway pressure ; 鼻シーパップ、ネーザルシーパップ)装置である。

今までの家族旅行では、私のイビキの大きさに嫁さんも幼少期の息子も不眠状態に陥り、翌日から不機嫌な態度で顰蹙を浴び、挙句には家族旅行そのものを必然的に企画しないようになっていったが、今回、数年ぶりに嫁さんとの旅行が実現した背景には、客室露天風呂よりもこのCPAP装置の存在が大きいかったのである。

(交差法)
仙石原品の木一の湯別邸⑤(交差法)
(平行法)
仙石原品の木一の湯別邸⑤(平行法)

明日は芦ノ湖でサイクリングを予定している。本日以上に体力が必要かも知れない。そのためには明日に備えて充分に睡眠を摂り、パワースポットを巡って更なるパワーをチャージする旅にしたい。
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Author:MOTO
広島県出身、東京⇔大阪間の転勤を繰り返し、現在大阪在住。広島カープ・球場模型・艦船模型が好きなオッサンだが、アクアテラリウムの名人に出会ってから魅力にはまった。以前から興味のあった3Dカメラを購入し、立体的に(あくまで私的に)アクアテラリウムへのチャレンジを記録に残していくのであった。


 
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