3Dアクアテラリウム

立体写真による探訪記と恐竜ジオラマのアクアテラリウムと駄文のブログ

 

二人の著名な造形作家からの嬉しいメール

Edit Category 模型
先日訪れた『大恐竜展in東京タワー』でフクイラプトルのフィギュアを購入したことをブログに記載したが、このフィギュアの原型を造形した荒木一成氏のホームページには以前から興味を抱いていたので名前は知っていた。その後NHKの『熱中スタジアム』という番組で恐竜がテーマの回にゲスト出演していたのを見たが、元々鍼灸師であったが本業のかたわらに趣味で恐竜模型を制作していたことが高じて、やがては博物館用の恐竜模型製作まで手掛けるようになった自身の経歴エピソードと併せ、今日では代表的な恐竜造形作家として知られており、何冊かの恐竜に関する本を出版したりなどの幅広い活躍に対してますます注目するようになっていった。

海洋堂×荒木一成 フクイラプトル復元モデル
Arakis Fukuiraptor

以前からこのブログで”荒木一成の恐竜模型の世界”をリンクさせて頂いていたのだが、ホームページをあらためて見ると”営利を目的としないリンクはご自由ですが、メールで通知くださると幸いです。”との文面を読み、やはり黙ってリンクされるのは、万一本人が知ったら良い印象を持たないかなぁ?と思い、リンクさせて頂きたい旨を当ブログのURLを添付してメールしてみた。するとどうだろう、以下内容の返信が届いていたのである。

【荒木一成氏からのメール内容】
MOTOさん、コメント、またリンクありがとうございます。
ブログまだ全部ではありませんが、拝見いたしました。
面白いですね!私も交差法か平行法か自分でも分かりませんが、一時練習して立体視できるようになりました。
ステレオカメラで簡単にできるんですね。
博物館の先生が、「小さい化石を3Dカメラで撮影すると分かりやすい」とおっしゃってましたね。
これからも作品楽しみにしています。


いや~ぁ、何という丁寧な対応なのだろう!芸能人ではないとは言いながら、テレビ出演や講演会などもこなす忙しい方なのに、また恐竜ファンからもメールを頂く機会も多い筈なのに、こうして一つ一つに丁寧に対応しているのだなぁ、とあらためて荒木一成氏の人柄に敬服してしまった。
何よりもブログを通じて恐竜ジオラマ風のアクアテラリウムの写真を観て頂いた事実が嬉しかった。

さて話は変わるが、我アクアテラリウムの主役的フィギュアであるT・REXは一体どこの製品だったのか、果たして国産品なのか輸入品かさえもまったく解からなくなっていた。何故なら購入した2005年から現在まで、我家は二度の引越しを経由しており、外装の箱はとっくに処分してしまっていること、フィギュア本体のどこにも文字らしい刻印がまったく見当たらなかったことで、今日に至るまでまったく解からなくなっていたのである。

もちろんこのフィギュアが欲しくて待ち望んで購入したのならともかく、確か当時住んでいた西葛西のAEONが新装される際に処分セールとして売り出していたものに目が留まり、安い割にかなり良い出来栄えだったのでついつい衝動買いしてしまったものなのである。当時は既に大阪に引越しすることが決まっていて、転居先のマンションのお洒落な備え付けの棚に飾ることを目的に買ったことを良く憶えている。その三年半年後、再び東京に転居した際には長さ55㎝のフィギュアを飾る場所も確保できず、突然に興味を抱いたアクアテラリウムを恐竜ジオラマ風にすることを思いついたことが現在に至っているのである。このT・REXフィギュアには足場を固定するための台座が付属されていたが、アクアテラリウムに両足を固定している現在は台座は用無しの状態で放置されていたのである。

先日、その台座の裏側をふと見てみると”Happnet.2005”と書かれていたので、早速WEBで調べてみると遂に元の製品に辿り着くことが出来たのだ。2005年にハピネットから発売された「大恐竜時代」ビッグサイズシリーズ(完成品ソフビ)ティラノサウルスだったのである。定価:3,129円(なんと中途半端な)と書かれていたが、おそらく半額程度で購入したと思う。ハピネットとは、1969年に株式会社バンダイの商品を取り扱う卸売業という位置付けでスタートし、1991年には他のバンダイ商品販売会社二社と合併した玩具メーカーである。製品の写真と照合して同じものであった。

ハピネット製 「大恐竜時代」 ビッグサイズシリーズ ティラノサウルス レックス
※アクアテラリウムのフィギュアと同じ製品
Happinet T・REX
箱のデザインと実物の大きさ:全高230㎜ 全長550㎜
※箱は既に処分していたので某ブログよりお借りしました。
imagesCAUFP3P3.jpg


更に調べてみると、このフィギュアの原型はSHINZEN造形研究所の竹内信善氏によって造型されたとのこと。”SHINZEN”といスペルに見覚えがあり、早速”SHINZEN's HOMEPAGE”に辿り着いてみると確かに原型のレンジキッドが記載されていた。竹内信善氏が2002年に発表したT・REXガレージキッドは38,000円で販売されており、この作品に対する当時の評価も相当高く、竹内信善氏は若手有望株の造形作家として注目を集めていた頃の作品なのだそうだ。う~ん、偶然で奇跡的だが当時購入していて本当に良かった。まったく知らなかった過去の事実を知り、思わず唸ってしまった。

SHINZEN造形研究所 T・REX 2002
※背骨の表現が他のフィギュアにはなくリアリティを感じる。フォルムのバランスも良く躍動感もあり実にカッコいい!!
Shinzens 2002 T・REX

SHINZEN造形研究所のホームページには恐竜のみならず、初代ゴジ・キンゴジ・モスゴジなどをメインに怪獣特撮モノの模型の写真が満載であった。造形の特徴としては、奇を衒わず、実物再現に忠実でありながら、且つ印象的なフォルムの作品が多く、決して標本的な造形ではない個性を感じた。個人的には特撮怪獣作品より恐竜作品の方が造型的迫力を存分に発揮していると感じる。若干30代前半とは思えない輝かしいキャリアの持ち主で、冒頭の代表的造形作家の荒木一成氏と一緒に仕事をする機会もある若手最有望株の造形作家である。

荒木一成氏(向かって左側)と竹内信善氏(右側ドクロ面)の貴重なツーショット ※某ブログよりお借りしました。
荒木一成 竹内信善

そうと知れば”SHINZEN's HOMEPAGE”も当然リンクさせて頂きたくなった。ホームページには”リンクを張って頂ける方は、メールにてご連絡下さい。”と書かれていたので、荒木一成氏のときと同様にリンクさせて頂きたい旨と荒木一成氏からは了承を頂いたこと(少々余計だったかな)を当ブログのURLを添付してメールしてみた。すると竹内信善氏より、以下内容の返信が届いていたのである。

【竹内信善氏からのメール内容】
はじめまして、メールありがとうございます。
SHINZEN造形研究所の竹内です。

ブログご掲載の恐竜フィギュアを使ってのアクアテラリウム、
拝見いたしました。思わず「おぉ~」と言ってしまいました。
模型のジオラマは時々造ってみたいなぁと思ったりしますが、
ちょうどこんな風景を思い浮かべていました。重なる緑や水の様子、
まさに「これこれ!」といった気持ちよさ(?)まで感じました。
勉強になります。
楽しんで使っていただけて、フィギュアの原型制作者としても
幸せです。ありがとうございます。
リンクの件もわざわざありがとうございます。
ご紹介いただければと思います。

荒木さんとも個人的にお世話になっており、
お会いした時にはよくお話させていただいてますが、
こうして、自分達の造ったものを楽しんでいただけると
本当に嬉しく思います。今後ともよろしくお願いいたします。


おぉ~っ、この方も素晴らしく丁寧な対応だったので恐縮してしまったが、荒木氏と同様にブログのアクアテラリウムの写真を実際に観て頂けたことが何よりも嬉しく感じられ、何より上からモノ申す面が微塵も感じられないのである。おそらく恐竜造形作家の方々は作品づくりのみならず、古生物学に忠実に再現すべく新説を勉強したり、造型デッサンなどもキッチリ描ける実力も備えなければならないなど、常に前向きな姿勢と夢のあるテーマを追求していく日常により、人格的にも磨かれた人が多いのかも知れない。勝手な想像だが、自身の知名度が増しても自惚れることなく、ごく自然にファンの気持ちを大事にされる方がきっと多いではないかと推察している。

そういう意味では、アクアテラリウムの名人であるアテラリサーチの村岡店長に通じる部分もあり、想像する通りであれば、実際にお会いしてみると気さくでユニークな方が多いのかも知れない。
※因みにテレビで観た荒木一成氏はニコニコした表情で優しそうな印象でしたよ。

アクアテラリウムをスタートしてフクイラプトルの購入とT・REXフィギュア製品の謎が解けたことをキッカケにあらたに二人の著名な造形作家への興味が湧いた。こうして派生的に興味の範囲が拡がっていくことこそが本来趣味の醍醐味なのであろう。
我アクアテラリウムには荒木一成氏・竹内信善氏の造型フィギュアの他には、荒木氏もそのリアルな造型を絶賛するフランスのPAPO社のオビラプトルとプテラノドンが共演している。

PAPO社製 オビラプトル ※定価:1,890円 と プテラノドン ※定価:1,365円のフィギュア
こちらも価格の決め方が中途半端なのだ。
papos oviraptor  Pteranodon

惜しむらくは、オビラプトルは現在では通説とされるいるような羽毛を持った設定の再現フィギュアではないことと、荒木氏のブログでのご指摘通り、プテラノドンのくちばしの中には歯が表現されており、俗名である”歯が無く翼があるもの”を忠実に再現できていないことかなぁ。でも二つともなかなか良いフィギュアで気に入っている。
いずれにせよ、アクアテラリウムをキッカケに短い期間ながらも確実に自身が恐竜に詳しくなりつつあることは間違いない。

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Author:MOTO
広島県出身、東京⇔大阪間の転勤を繰り返し、現在大阪在住。広島カープ・球場模型・艦船模型が好きなオッサンだが、アクアテラリウムの名人に出会ってから魅力にはまった。以前から興味のあった3Dカメラを購入し、立体的に(あくまで私的に)アクアテラリウムへのチャレンジを記録に残していくのであった。


 
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