3Dアクアテラリウム

立体写真による探訪記と恐竜ジオラマのアクアテラリウムと駄文のブログ

 

江の島シーキャンドル探訪記

Edit Category 3Dカメラ
前回、関東地区への出張を機に都内で家族で食事をし、翌日、嫁さんと二人で江の島へ向かう直前に東京スカイツリーを初めて訪れたことを記事にした。東京スカイツリーを後にしてJR錦糸町から逗子行きの快速電車でJR鎌倉まで向かい、鎌倉で江ノ島電鉄(通称 江ノ電)に乗り換えて江の島に向かうことにした。不安定な天気が続いた後の晴天の休日だったので、鎌倉までのJRの電車も混雑していたが、江ノ電の電車の混み具合は尋常ではなかった。

江ノ電MAP

江ノ電 鎌倉駅で午後1時より販売する「鎌倉・江の島アフタヌーンパス」を購入した。このチケットは、江ノ電一日乗車券「のりおくん」(600円)、江の島名物の有料エスカレーター「江の島エスカー」全区間(360円)、眺望が人気の展望塔台「江の島シーキャンドル」(300円)、その展望塔台に入場するために必然的に入場しなければならない「江の島サムエル・コッキング苑」(200円)も含んで1,000円というお得なチケットになっている。

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江ノ島電鉄 鎌倉駅①(交差法)
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江ノ島電鉄 鎌倉駅①(平行法)

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江ノ島電鉄 鎌倉駅②(交差法)
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江ノ島電鉄 鎌倉駅②(平行法)

鎌倉を出発し、和田塚~由比ガ浜~長谷~極楽寺と続く閑静な雰囲気の街中を走り、江ノ電の車内からは、各地の踏切や並走する道路からカメラを向ける人を多く見掛けた。稲村ヶ崎駅を通過すると進行方向左側に海岸が拡がり、その先には江の島が見えてきた。海岸沿いの道路は車の量が多く列を成している。目の前に湘南海岸の景色が拡がる感動を味わってみて江ノ電の根強い人気が判るような気がした。

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江ノ島電鉄 鎌倉高校前駅①(交差法)
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江ノ島電鉄 鎌倉高校前駅①(平行法)

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江ノ島電鉄 鎌倉高校前駅②(交差法)
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江ノ島電鉄 鎌倉高校前駅②(平行法)

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江ノ島電鉄 鎌倉高校前駅③(交差法)
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江ノ島電鉄 鎌倉高校前駅③(平行法)

江の島をバックにした江ノ電の写真を撮りたくて、「関東の駅百選」にも選ばれた撮影アングル定番の「鎌倉高校前」で一度下車し、写真撮影後に再び江ノ電で江の島に向かうため、このチケットは大変有効である。実際にこの鎌倉高校前駅ホームのベンチには、カメラを構えて次の電車が来るのを待っている人が多いようである。江ノ電と云えば緑色の車体カラーのイメージであったが、様々な色や柄の電車が数多くあることは意外であった。

江の島 空撮
江の島 空撮

江の島は周囲4km、標高60mの陸繋島で、四囲を海蝕崖に囲まれた険阻な地形、海蝕洞「岩屋」の存在は、古来宗教的な修行の場として江の島を特色づけてきた。江戸時代には、大山・江の島の二所詣が流行して賑わい、湘南を代表する景勝地として昔からの観光名所であり、神奈川県指定史跡・名勝、日本百景の地である。江の島の風光は浮世絵やと近代日本最初の洋画家である高橋由一の描いた「江ノ島図」などに描かれている。

葛飾北斎「富嶽三十六景 相州江の島」(左)/高橋由一「江の島図」(右)
葛飾北斎「富嶽三十六景 相州江の島」 高橋由一「江の島図」

江の島 湘南港事業計画イメージ
江の島 湘南港事業計画


神奈川県は湘南海岸一帯の国際観光地開発を目論んでインフラ整備が進められ、1964年(昭和39年)の第18回東京オリンピックでヨット競技会場になったことを機に木造の江の島桟橋はコンクリート橋脚の「江の島弁天橋」となり、鎌倉観光は「江ノ島エスカー」を建設し、「江の島ヨットハーバー」は日本トップクラスのハーバーとして活用され、当時、観光客数のピークを迎えた。その後も海沿いの観光地として全国的に知名度が高い。

アニメーション「TARI TARI」(左)/江の島実景(右)
アニメーション「TARI TARI」 江の島弁天橋

湘南や江の島と云えばサザンオールスターズを連想するが、メンバーの内、地元出身は意外にも茅ヶ崎の実家が映画館を経営していた桑田佳祐だけとのこと。近年では江ノ電沿線地域を舞台にしたアニメーション「TARI TARI」も話題を呼び、我が故郷の尾道を舞台にした「かみちゅ!」同様、アニメに描かれた場所を訪ねる観光客も多い。地元企業や公的機関とのコラボなど、観光戦略として注目されれば、尾道もその先駆けの街としてあらためて注目を浴びるのかも知れない。

江ノ電フォルムカード
江ノ電フォルムカード

江ノ電などの交通機関では“江ノ島”と表記することも多いが、公称地名は“江の島”と表記する。古くは江島神社に代表されるように“江島”と表記されていたこともある。少々ややこしいのだが、江ノ電 江ノ島駅は江戸時代の江ノ島弁財天詣と同じ旧街道上にあり、江ノ島電鉄開業の1902年(明治35年)に片瀬駅として開業し、1929年(昭和4年)に江ノ島駅に改称した。

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江ノ島電鉄 江ノ島駅(交差法)
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江ノ島電鉄 江ノ島駅(平行法)

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江の島弁天橋・江の島大橋(交差法)
(平行法)
江の島弁天橋・江の島大橋(平行法)

鎌倉駅から江ノ島駅間を23分、藤沢駅から江ノ島駅間を10分で繋ぐ。江ノ島電鉄の登記上の本社所在地でもあり、江ノ電、小田急、湘南モノレールと3つの線が乗り入れている場所である。江ノ島駅から江の島弁天橋に通じる通りはものすごい人出である。出張絡みで江の島に来たので、手持ち荷物も多く、江の島弁天橋を渡る際も直前を歩く人の後ろ姿が近すぎて、写真を撮影する余裕が無かった。

湘南江の島 御料理旅館 恵比寿屋
湘南江の島 御料理旅館 恵比寿屋

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湘南江の島 御料理旅館 恵比寿屋(交差法)
(平行法)
湘南江の島 御料理旅館 恵比寿屋(平行法)

当日の宿泊先は、「湘南江の島 御料理旅館 恵比寿屋」を予約した。創業350余年、伊藤博文・桂小五郎・歌舞伎俳優 尾上菊五郎他、著名人がこよなく愛した伝統の老舗旅館は、全国日本料理コンクールにて東京都知事賞を受賞しており、夕食・朝食とも部屋食というのも嬉しい。まだチェックインできる時間ではなかったが、荷物を預かってもらい、夕食を満喫するために参道では無駄に飲み食いしないことを嫁さんと確認し、身軽な状態で江の島散策に出掛けた。

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江島神社 青銅の鳥居(交差法)
(平行法)
江島神社 青銅の鳥居(平行法)

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江島神社 朱の鳥居(交差法)
(平行法)
江島神社 朱の鳥居(平行法)

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江島神社 表参道(交差法)
(平行法)
江島神社 表参道(平行法)

「江島神社」への参道の入り口である「青銅の鳥居」を潜り、緩やかな上り坂の参道の左右に土産物店や飲食店が並び、狭い通路に行列ができている店もある。この小さな島は平地も少なく、これだけの人が江の島に入り切れるのだろうか?と思わず心配になるほどの賑わいだが、朱色の鳥居を抜けると空気は一変し、朱色の鳥居を抜けて上がってきた参道を上から見下ろすと、賑やかな参道と厳かな境内との分岐点となっていることを実感する。

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江島神社 瑞心門(交差法)
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江島神社 瑞心門(平行法)

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江島神社 瑞心門 弁財天と童子の像(交差法)
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江島神社 瑞心門 弁財天と童子の像(平行法)

広島の厳島神社滋賀の竹生島神社と並び日本三大弁財天の一つに数えられる江島神社は、1451年(宝徳3年)の御鎮座で、海の神、水の神、幸福・財宝を招き、芸能上達・財宝福徳・良縁成就などの御利益があり、奉安殿では芸能関係者の参拝も多い。島全体が神社とされ、境内は辺津宮、中津宮、奥津宮の三社には海の守護神である女神が祀られている。

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江島神社 辺津宮①(交差法)
(平行法)
江島神社 辺津宮①(平行法)

江島神社の起源は、552年(欽明天皇13年)に、島南の洞窟(岩屋)に神様を祀ったことを縁起とする霊場として、修験道の開祖 役小角、弘法大師、日蓮など名だたる人物が修行の場とし、高い御神徳を仰いだと伝えられる。文覚が源頼朝の奥州戦勝祈願に弁財天を勧請して「江ノ島弁財天」(金亀山与願寺)として武家や朝廷の崇拝が続き、各時代の高僧が修行に励み、現在に至る。明治の神仏分離によって仏式が全廃され、宗像三女神を祀る現在の江島神社となった。

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江島神社 辺津宮 茅の輪潜り(交差法)
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江島神社 辺津宮 茅の輪潜り(平行法)

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江島神社 辺津宮②(交差法)
(平行法)
江島神社 辺津宮②(平行法)

朱色の鳥居左側にある「江の島エスカー」で一気に辺津宮まで行く事が出来る。高低差のある江の島(神域内)では一番下に位置していることから「下之宮」とも呼ばれ、島の玄関口として江島神社の本社に位置する。境内には穢れを払う「茅の輪くぐり」があり、御祈祷として賑わいのある場所となっている。現在の社殿は1976年(昭和51年)に改築されたが、元々は1206年(建永元年)に源実朝が創建し、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られている。

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江島神社 辺津宮 龍宮大神 銭洗白龍王(交差法)
(平行法)
江島神社 辺津宮 龍宮大神 銭洗白龍王(平行法)

社殿左側のエスカー1区の出口近くにある泉は、江の島弁財天の神使、銭洗白龍王(白龍池の白龍王)として金運スポットとなっており、白龍王黄金浄水の水源には徳力製の純金の小判が秘められてあり、この御霊水で金銭を洗うと、金運向上、財宝福徳の御利益があると云う。試しに洗った小銭を一回賽銭箱めがけて投げ込むと、見事に一発で収まり、周囲の子供たちから「すごい!」と称賛を浴びた。

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江島神社 中津宮(交差法)
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江島神社 中津宮(平行法)

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江の島 ヨットハーバー①(交差法)
(平行法)
江の島 ヨットハーバー①(平行法)


弁天堂を更に左へと進み、御神木のむすびの樹、末社の八坂社、神輿庫を過ぎ、眼下にヨットハーバーを見ながら先へと進む。エスカーの2区を過ぎると正面に中津宮が見えてくる。中津宮は、853年(仁寿3年)慈覚大師が創建し、中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)が祀られている。1689年(元禄2年)に、五代将軍・徳川綱吉により、本殿・幣殿・拝殿からなる権現造りの社殿が再建され1996年(平成8年)に大改造が行われた。

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江の島 サムエル・コッキング苑 シーキャンドル①(交差法)
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江の島 サムエル・コッキング苑 シーキャンドル①(平行法)

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江の島 サムエル・コッキング苑 シーキャンドル②(交差法)
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江の島 サムエル・コッキング苑 シーキャンドル②(平行法)

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江の島 サムエル・コッキング苑 シーキャンドル③(交差法)
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江の島 サムエル・コッキング苑 シーキャンドル③(平行法)

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江の島 イルキャンティ カフェ デッキ(交差法)
(平行法)
江の島 イルキャンティ カフェ デッキ(平行法)

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江の島 稚児ヶ淵①(交差法)
(平行法)
江の島 稚児ヶ淵①(平行法)

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江の島 稚児ヶ淵②(交差法)
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江の島 稚児ヶ淵②(平行法)

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江の島 稚児ヶ淵③(交差法)
(平行法)
江の島 稚児ヶ淵③(平行法)

中津宮からエスカー3区を過ぎると、江の島の頂上に到着し江の島シーキャンドルやサムエル・コッキング苑園の入口が見えてくる。南側にある「iL CHIANTI CAFE」の先にあるデッキからは、太平洋の水平線や地形の起伏が激しい岩場を眺めることが出来る。かながわの景勝50選にも指定される岩場は「稚児ヶ淵」と称され、鎌倉総承院の稚児白菊が投身した淵として名付けられた。サスペンスドラマのロケ地のような稚児ヶ淵を覗き込むようにカメラを向けた。

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江の島大師(交差法)
(平行法)
江の島大師(平行法)

稚児ヶ淵を臨む丘には「江の島大師」の全容が現われる。明治の廃仏棄釈により島内のお寺は廃止されたのだが、1993年(平成5年)にあらためて創建された新しいお寺は、1964年(昭和39年)に廃業した旅館「江の島館」跡地に、平成大弁財天が有名な鹿児島県の高野山真言宗最福寺の関東別院として創建された。本尊は不動明王で、ドーム状の本堂に祀られる御本尊の赤不動像は、室内にある像としては国内最大の高さ6mの威容を誇る。

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江島神社 奥津宮(交差法)
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江島神社 奥津宮(平行法)

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江島神社 奥津宮 龍宮大神①(交差法)
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江島神社 奥津宮 龍宮大神①(平行法)

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江島神社 奥津宮 龍宮大神②(交差法)
(平行法)
江島神社 奥津宮 龍宮大神②(平行法)

相模湾を臨む岩屋(龍神伝説発祥の地)に一番近い奥津宮は、本宮または御旅所と称され、岩屋本宮に海水で浸水する4月~10月までの期間は、岩屋本宮の御本尊が御旅所に遷座したと云われている。社殿は壮麗を極めていたが、1841年(天保12年)に焼失し、翌年に現在の御社殿(入母屋造り)は再建された。1979年(昭和54年)に御屋根が修復され、2011年(平成23年)に本殿が170年振りに改修された。奥津宮境内の傍らにある龍宮大神は、武骨な龍の像が印象的である。御祭神 龍宮大神は湧出以来 龍が棲む所となり、古来より龍神様と弁財天は人々の信仰を集めた。

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江の島 龍恋の鐘①(交差法)

江の島 龍恋の鐘①(平行法)

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江の島 龍恋の鐘②(交差法)

江の島 龍恋の鐘②(平行法)

江の島に古くから伝わる「天女と五頭龍」伝説に因んで1996年に設置された恋人の丘「龍恋の鐘」では、この鐘を鳴らした二人は決して別れないと云われ、多くの恋人同士が訪れ、愛を誓う人気のスポットになっている。鐘を囲む柵には人の名前を書いた南京錠が数多く掲げられ、”二人の愛に鍵を掛ける”という意味を祈念しているとのこと。我々夫婦はあらためて南京錠で束縛する必要すらないのだが、一応、念の為に力強く鐘を鳴らした。

天女と五頭竜伝説
天女と五頭竜伝説

「天女と五頭竜」伝説とは、比叡山延暦寺の皇慶が1047年(永正2年)に著した「江嶋縁起」によれば、昔、鎌倉の深沢山中の底なし沼に五つの頭を持った暴れ龍が棲み、付近の村人を困らせていた。村人は子供を生贄に捧げて静めようとしたが、乱暴狼藉は止まず村は荒れ果て、この沼の周辺(現在の腰越)は子死越と呼ばれて恐れられた。ある日、子死越の海上に密雲が立ちこめ、天地の振動と共に海面に島が現われ、空には美しい天女が舞った。

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江島神社 片瀬海岸①(交差法)
(平行法)
江島神社 片瀬海岸①(平行法)

五頭龍は天女の美しさに魅せられ、結婚を申し込むが悪行を指摘され断られる。五頭龍は諦めず、今後の善行を約束して結婚を果たし、五頭龍は五頭龍大明神として、天女は妙音弁財天として、それ以降人々を守るようになり、海の底から隆起した島は江の島として現在に至っている。江の島対岸の腰越・津にある龍口明神社に五頭龍大明神は祀られ、江島神社に妙音弁財天が祀られている。この二人が夫婦である事と同時に、龍口明神社と江島神社も夫婦社である。

Samuel Cocking 1842~1914
Samuel Cocking

江の島サムエル・コッキング苑は、横浜の住むアイルランドの貿易商サムエル・コッキング(Samuel Cocking)によって造られた植物園。1882年(明治15年)に開園し、大正12年の関東大震災で温室などを倒壊し藤沢市が跡地を買収した。1949年(昭和24年)に熱帯植物園として開園した翌年、「江の島植物園」と改名し運営された。2002年(平成14年)展望灯台リニューアルに伴い一旦閉園し、翌年にサムエル・コッキング苑として新たに開園した。南国情緒と明治中期のレンガ造りの温室遺構で歴史を体感できる。

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江の島 サムエル・コッキング苑 昆明広場(交差法)
(平行法)
江の島 サムエル・コッキング苑 昆明広場(平行法)

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江の島 ヨットハーバー②(交差法)
(平行法)
江の島 ヨットハーバー②(平行法)

江の島サムエル・コッキング苑の昆明広場は、1981年(昭和56年)藤沢市と中国 昆明市(Kunming)との友好都市提携を記念し、中国の伝統的な建築物「騁碧亭」を再現している。他にも藤沢市は1959年(昭和34年)アメリカ合衆国 マイアミビーチ市(Miami Beach)と姉妹都市として提携しており、東洋のマイアミビーチと呼ばれる片瀬海岸を見渡せる「マイアミビーチ市広場」には、フレンチトーストで知られる店「ロンカフェ」がある。

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江の島の猫①(交差法)
(平行法)
江の島の猫①(平行法)

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江の島の猫②(交差法)
(平行法)
江の島の猫②(平行法)

江の島は、参道から頂上まで各所で猫を見掛ける島としても知られ、その意味では、故郷の尾道の街との共通点もある。しかし、江の島の猫の首輪に犯人がSDカードを括り付けた映像が防犯カメラに残っていたことが発端で話題になった“パソコン遠隔操作事件”以降は、猫の数が著しく減っていると云われている。江の島にとって、猫は風物詩でもあるが、昔から沢山の捨て猫が集まる問題も含んでおり、今後深刻な課題に発展するかも知れない。

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江の島 サムエル・コッキング苑 シーキャンドル④(交差法)
(平行法)
江の島 サムエル・コッキング苑 シーキャンドル④(平行法)

湘南のシンボルとして親しまれる「江の島シーキャンドル(江の島展望灯台)」は、2002年の江ノ電開業100周年事業の一環として、景観・自然への配慮、公共的な利用価値の追求、地域の観光振興を基本コンセプトとして2003年4月にリニューアルオープンした。オシャレな外観の高さ59.8mの展望灯台は海抜101.56mになり、展望フロアからは、西側に富士山、伊豆半島や箱根、丹沢の山々、南側に大島、東側には三浦半島、空気が澄んだ日には、房総半島、北側には横浜ランドマークタワー、更には東京スカイツリーを望めることもあり、湘南海岸を360度見渡せる展望スポットとして人気がある。

建て替え期間中の新旧展望台のツーショット
建て替え期間中の新旧展望台のツーショット

初代の展望塔台は、東京・二子玉川にあった旧日本陸軍のパラシュート練習用の「よみうり落下傘塔」を「読売平和塔」として移築し、1951年(昭和26年)にオープンしたレトロなデザインの高さ53.7mの民間灯台であった。現在の江の島シーキャンドルはテレビ中継用のカメラが設置され、洗練されたデザインのみならず、江の島シーキャンドルというネーミングの“地名+キーワード+連想する外観形状”というパターンが、当日午前中に訪れた東京スカイツリーに似て新しいイメージがある。

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江島神社 片瀬海岸②(交差法)
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江島神社 片瀬海岸②(平行法)

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江島神社 片瀬漁港①(交差法)

江島神社 片瀬漁港①(平行法)

ガラス張りの展望フロアから更に階段を上ったオープンエアの屋上デッキは、強い風を感じながら開放感のある眺望を堪能できる。展望デッキから真下を覗くと江ノ島の町中が見下ろせ、東京スカイツリーの地上350mの展望台から見る非日常的な高さより、この展望デッキから見るリアルな眺望の方が、高所に対する恐怖感を感じる。気のせいか、強風に煽られ少し揺れている感覚もあった。当日の朝、東京スカイツリーからは見えなかった富士山の輪郭を辛うじて確認でき、太陽の光でダイヤモンドのように輝く湘南の海と遥か彼方にみえる富士山を眺めると、同じレベルの高さのような錯覚を感じる。

江の島と富士山

夕陽が沈む頃には、富士山の姿を堪能出来ると期待してガラス張りの展望フロアに戻り、暫く景色を眺めて待つことにした。時間の経過と共に陽が傾いて眩しい光が緩やかになるに従い、風景の色彩も変化する。気が付けば、周囲は同じ方向を見つめる人で溢れ、夕陽が完全に沈む瞬間までその眺望を共有した。江の島に到着した時刻には、殆ど見えなかった富士山と美しい夕景を観ることができ、この時間帯を睨んで江の島シーキャンドルに入場したことに満足した。

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江の島 富士山落陽①(交差法)
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江の島 富士山落陽①(平行法)

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江の島 富士山落陽②(交差法)
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江の島 富士山落陽②(平行法)

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江の島 富士山落陽③(交差法)
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江の島 富士山落陽③(平行法)

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江の島 富士山落陽④(交差法)
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江の島 富士山落陽④(平行法)

江の島シーキャンドル退場後、その周囲ではまだ落陽の余韻に浸っている人が多く、江島神社を下り「江の島アイランドスパ」付近でも多くの人が富士山に向かってカメラを向けていた。日没時間帯にも拘らず、江の島はまだまだ人で溢れ賑わっている。江ノ島駅に到着後、エスカーを効果的に活用しながらも気が付けば結構な距離を歩いたような気がする。あらためて疲れと空腹感に見舞われ、宿泊先の「湘南江の島 御料理旅館 恵比寿屋」に戻って入浴~食事にすることにした。

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江島神社 表参道 夕暮れ(交差法)
(平行法)
江島神社 表参道 夕暮れ(平行法)

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江島神社 片瀬海岸④(交差法)
(平行法)
江島神社 片瀬海岸④(平行法)

「湘南江の島 御料理旅館 恵比寿屋」最上階(6階)からの片瀬海岸の眺望は、夜景が想像以上に素晴らしく江の島の情緒を堪能出来る。お部屋では抹茶のサービスが心を和ませ、海鮮料理中心のお品書きには、我々夫婦の姓が記入された老舗旅館としてのおもてなしが心に響き、季節の献立を工夫した料理人の想いが嬉しい。朝食は美味の鯵の干物をメインに他では味わえない豪華さであった。昨夜の機能的な都心のホテル「レム秋葉原」とは対照的で、少々古びた料理旅館だが、十畳の畳部屋は広くてくつろげた。

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江島神社 片瀬海岸⑤(交差法)
(平行法)
江島神社 片瀬海岸⑤(平行法)

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江島神社 片瀬漁港②(交差法)
(平行法)
江島神社 片瀬漁港②(平行法)

朝食後、江の島弁天橋を渡って片瀬~腰越の海岸を散歩して、休日とは違う閑散とした静かな海岸を堪能した。朝の江の島はこのような落ち着いた雰囲気なのだろうと想像したが、宿のチェックアウト後に湘南モノレール「湘南江の島駅」に向かう時間帯では、江の島に向かう多くの人と擦れ違った。私は尾道市の向島という決して広くない島で生まれ育ったが、江の島は比較にならない程小さな島なのだが、これほどまでに人を集める島を他に知らない。

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江の島弁天橋①(交差法)
(平行法)
江の島弁天橋①(平行法)

(交差法)
江の島弁天橋②(交差法)
(平行法)
江の島弁天橋②(平行法)

(交差法)
腰越海岸①(交差法)
(平行法)
腰越海岸①(平行法)

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腰越海岸②(交差法)
(平行法)
腰越海岸②(平行法)

湘南モノレールで湘南江の島駅から大船駅に出て、JRに乗り換えお昼過ぎに東京駅に到着した。つい先程までの風景が嘘のような大都会に到着し、帰阪する新幹線に乗る時間までに大丸東京店で昼食を摂り、食後に12階のトイレで東京の丸の内に向かって堂々と用を足した。出張が決まって以来、念入りに且つ欲張って計画した小旅行であったが、天候にも恵まれ計画以上に充実した探訪となった。翌週の台風影響による悪天候を鑑みれば、一週間違いの雲泥の差を痛感した。

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大船観音(交差法)
(平行法)
大船観音(平行法)

湘南モノレール 大船駅
湘南モノレール

(交差法)
大丸東京店12階トイレ①(交差法)
(平行法)
大丸東京店12階トイレ①(平行法)

江の島や湘南の海と云えば夏のイメージだが、冬のクリスマスシーズンには、江の島シーキャンドルを中心に関東三大イルミネーションに認定されるほど、島内各所がイルミネーションに彩られ、江の島サムエル・コッキング苑には4万個のクリスタルビーズが煌く光のトンネルが出現し、湘南の宝石と称する幻想的な空間が広がる。江の島シーキャンドルの夕景は素晴らしいが、江の島が湘南を代表する景勝地としてのみならず、縁結びの島としての演出も欠かすことは出来ない。

江の島シーキャンドルのライトアップ
ENOSHIMA SEACANDLE TWINKLE
ENOSHIMA SEACANDLE LOGO
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Comments
 
行った事がないのよ
掠った事も
こうやって見るとロマンチックね
素敵な所
住んでる人が
うらやましぃ~~~(m´ρ`)m
 
Re: タイトルなし 
みゆきんさん、毎度です。

海の近くで育った私は、やはり海への執着心は
消えないようです。

江の島は、独身の頃に訪れたことがありますが、
あらためて魅力あるお気に入りの場所として
認識できました。

話は変わりますが、「みゆきの日々」の引越し
に対応して、早速リンク先の変更をしました。

今後も楽しい記事を楽しみにしています!!
 
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ブログ拝見しました 
ブログ拝見しました

江ノ電懐かしいです、昔は緑色で民家の軒先をかすめて走ってました
懐かしいです

江ノ島タワー、代替わりしたのですね~
チョット寂しいです。
 
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Re: ブログ拝見しました 
KIM_uraさん、毎度です。

二年半前に鎌倉を訪れて以来、この付近を
訪問しましたが、やっぱり”好きな場所”
だということを再認識出来ました。

KIM_uraさんは、以前 大船に住んで
おられたので、懐かしく感じられるかも
知れませんが、江の島は景観を観るだけで
”感じる”場所だと思いました。

個人的に忘れられない場所になりました。
 
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10 2017
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MOTO

Author:MOTO
広島県出身、東京⇔大阪間の転勤を繰り返し、現在大阪在住。広島カープ・球場模型・艦船模型が好きなオッサンだが、アクアテラリウムの名人に出会ってから魅力にはまった。以前から興味のあった3Dカメラを購入し、立体的に(あくまで私的に)アクアテラリウムへのチャレンジを記録に残していくのであった。


 
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