3Dアクアテラリウム

立体写真による探訪記と恐竜ジオラマのアクアテラリウムと駄文のブログ

 

恐竜総進撃

Edit Category 3Dカメラ
海のすぐ近くで育った私の子供の頃の夏休みは、殆ど毎日のように海水浴に明け暮れたものである。沖に浮かぶ江府島(上江府・下江府と称する大小二つの無人島)は、怪獣島のような雰囲気が漂い、泳いだりボートを漕いだりして“謎の島への上陸”のような冒険感覚を満喫していたものである。

少年期を過ごした向島干汐海岸(左)/向島干汐海岸 Google Map
向島干汐海岸 向島干汐海岸GoogleMap

大人になった現在、東京、大阪を二往復転勤する生活の中で見受けられる都会の夏休みの子供たちの過ごし方とは対照的である。所用で訪れた「あべのキューズモール」では、「恐竜展 in あべのキューズモール」として、1F吹き抜けエリアに全長5mのティラノサウルスとトリケラトプスの親子の恐竜ロボットが展示されていた。都会では日常茶飯事的なイベントかも知れないが、地方出身者には、商業施設として想像もつかないの催し物と感じてしまうのである。

あべのキューズモール(左)/「恐竜展 in あべのキューズモール」イベントポスター(右)
あべのキューズモール 恐竜展 in あべのキューズモール

(交差法)
あべのキューズモール スカイコート(交差法)
(平行法)
あべのキューズモール スカイコート(平行法)

(交差法)
恐竜博 in あべのキューズモール ティラノサウルス①(交差法)
(平行法)
恐竜博 in あべのキューズモール ティラノサウルス①(平行法)

(交差法)
恐竜博 in あべのキューズモール ティラノサウルス②(交差法)
(平行法)
恐竜博 in あべのキューズモール ティラノサウルス②(平行法)

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恐竜博 in あべのキューズモール ティラノサウルス③(交差法)
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恐竜博 in あべのキューズモール ティラノサウルス③(平行法)

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恐竜博 in あべのキューズモール トリケラトプス①(交差法)
(平行法)
恐竜博 in あべのキューズモール トリケラトプス①(平行法)

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恐竜博 in あべのキューズモール トリケラトプス②(交差法)
(平行法)
恐竜博 in あべのキューズモール トリケラトプス②(平行法)

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恐竜博 in あべのキューズモール トリケラトプス③(交差法)
(平行法)
恐竜博 in あべのキューズモール トリケラトプス③(平行法)

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恐竜博 in あべのキューズモール 恐竜の卵(交差法)
(平行法)
恐竜博 in あべのキューズモール 恐竜の卵(平行法)

お買い上げレシート提示で参加する「恐竜スタンプラリー」などのイベントが催されていた。子供連れの家族で常に取り巻きが出来る程の盛況であった。以前、「INDOORな春の日」に掲載した「イオン東大阪店」イベントコーナーのモノのより精巧で、恐竜ロボットに於ける日進月歩の進化に驚かされる。

第一次怪獣ブーム集大成映画「怪獣総進撃」(1968年 東宝作品)
ポスター(左)/特技 有川貞昌・ 監督 本多猪四郎・監修 円谷英二・製作:田中友幸 スチール写真(中)/ゴロザウルス凱旋門襲撃シーン(右)

怪獣総進撃 映画ポスター 怪獣総進撃 スチール写真 原始恐竜ゴロザウルス 凱旋門襲撃

多感な少年期に第一次(1966年~1968年)・第二次(1971年~1974年)怪獣ブームをリアルタイムに過ごした私は、無類の怪獣好きとして育ち、当然ながら恐竜にも興味が拡がっていく筈なのであるが、少年期当時は恐竜に関する資料や文献など充実していた訳ではなく、現在の様なイベントや展示博覧会なども乏しかったような気がする。少年期を尾道の田舎で過ごした私には、当時の東京や大阪のイベント状況など知る由もないため、ハッキリとは言い切れないのだが……。

メガ恐竜展2017 ポスター

さて今回、7月25日~9月3日の夏休み期間に大阪南港ATCホールで「メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる-」が開催されていることを知り、大阪では自身初めての恐竜展覧会を訪れることにした。過去にブログ記事にした「大恐竜展in東京タワー」「恐竜博2011」以来となる。赤いタイトル文字のイベントポスターは、昭和の典型的な怪獣映画ポスター少年雑誌の画報のテイストが漂うデザインにも惹きつけられた。出来るだけ混雑している期間を避けたいので、夏休みの最後のウイークエンドにあまり気乗りしない嫁さんと一緒に大阪南港に出掛けることにした。

ATCホールへのアクセス
ATCホールへのアクセス

大阪南港ATC(アジア太平洋トレードセンター:Asia & Pacific Trade Center)は、住之江区の咲洲に建設したO's棟とITM棟で形成する大規模複合施設、及びその運営会社である。

大阪南港WTC

大阪都構想に発展した巨額の事業投資失敗として負の遺産の象徴でもあるワールドトレードセンター(WTC ※現大阪府庁咲洲庁舎)に隣接し、高賃料や都心からのアクセスの不便さにより入居企業が相次いで撤退し、資金繰りが悪化し経営破綻した。

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大阪南港ATC ITM棟からの大阪府咲洲庁舎(交差法)
(平行法)
大阪南港ATC ITM棟からの大阪府咲洲庁舎(平行法)

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大阪南港ATC Os棟 海辺のステージ(交差法)
(平行法)
大阪南港ATC Os棟 海辺のステージ(平行法)

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大阪南港ATC Os棟(交差法)
(平行法)
大阪南港ATC Os棟(平行法)

現在は、アウトレットモールの運営など、活性化を図っている。2008年7月より、ITM棟の南西に関西汽船(現・フェリーさんふらわあ)が「南港コスモフェリーターミナル」を新築している。

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大阪南港ATC ウミエール広場(交差法)
(平行法)
大阪南港ATC ウミエール広場(平行法)

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大阪南港ATC ウミエール広場・さんふらわあ大阪南港コスモフェリーターミナル(交差法)
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大阪南港ATC ウミエール広場・さんふらわあ大阪南港コスモフェリーターミナル(平行法)

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大阪南港ATC さんふらわあ大阪南港コスモフェリーターミナル(交差法)
(平行法)
大阪南港ATC さんふらわあ大阪南港コスモフェリーターミナル(平行法)

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大阪南港ATCミュージアム(交差法)
(平行法)
大阪南港ATCミュージアム(平行法)

「メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる-」のテーマは、恐竜の中でも最大で史上最大の陸上動物とされる竜脚類に焦点を当てている。長い首と尾が特徴の植物食恐竜である竜脚類には、全長が30m程に及ぶものもいた。関西初公開となるトゥリアサウルスの復元骨格(半身)をはじめ、ディプロドクスやカマラサウルスといった竜脚類をはじめ、アロサウルスやステゴサウルス、ティラノサウルスなどの全身復元骨格に加え、生体復元モデル、恐竜ロボットなど約200点が展示されている。

メガ恐竜展2017 ZONE MAP

会場は9ゾーンに別れて巨大化の謎に迫る構成になっていた。訪れる前は全身骨格や生態復元モデル、動くロボット恐竜ばかりが強調されており、夏休みの子供向けと思いきや、実物化石や展示パネルが効果的に配置され、全身骨格も竜脚類のみならず、獣脚類や哺乳類、海生爬虫類、翼竜など数多くの展示品が広いミュージアム内に所狭しと配置されている。会場に入って全体的な展示のスケール感に驚愕し、期待を膨らませて9つのゾーンを順路に従って進んだ。若いカップルや年配の夫婦が散見され、女性一人で訪れて音声ガイドを活用して熱心に見入っている人など、幅広い年齢層の訪問客であった。

(交差法)
メガ恐竜展2017 会場全景(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 会場全景(平行法)

【ZONE1.地球には巨大生物がくらしていた】
本展のテーマである竜脚類の巨大化の謎に迫るために、まずは様々な時代における巨大生物を知ることからスタートすることになる。現在生きている最大級の動物はクジラで、最大の陸上動物はゾウである。「爬虫類の時代」である中生代には、陸上には恐竜、空には翼竜、また太古の時代から、海には様々な巨大生物が生息していた。

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メガ恐竜展2017 ZONE1 生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 生体復元(平行法)
パラリティタンやティラノサウルス、トリケラトプスといった恐竜の生体復元モデル、翼竜のアンハングエラや、海生爬虫類の全身復元骨格など、これらの生物が生きていた時代を紹介する地球巨大生物史の年表を展示している。

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メガ恐竜展2017 ZONE1 ティラノサウルス生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ティラノサウルス生体復元(平行法)

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メガ恐竜展2017 ZONE1 トリケラトプス生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 トリケラトプス生体復元(平行法)
地球史上最大級の陸上生物である恐竜、中でも竜脚類にスポットを当てた恐竜展となる。入口付近では、お馴染みティラノサウルスと人気恐竜のトリケラトプスの復元模型が出迎える。迫力の模型だが、リアルサイズではなく、おそらくティラノサウルスは約1/3スケール、トリケラトプスは約1/2スケールサイズと思われる。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 カルカロドントサウルス生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 カルカロドントサウルス生体復元(平行法)
北アフリカ最大の肉食恐竜カルカロドントサウルス。全長は10mを超えるが、北アメリカのティラノサウルスに比べると、頭骨の幅が狭いのが特徴。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 パラリティタン生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 パラリティタン生体復元(平行法)
北アフリカで発見された恐竜パラリティタンは、後期白亜紀に棲息していた竜脚類で、全長は26mを超えるとされる。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ユティランヌス生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ユティランヌス生体復元(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ユティランヌス・パラリティタン生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ユティランヌス・パラリティタン生体復元(平行法)
前期白亜紀の中国に棲息したユティランヌスは、“羽をもつ暴君”の名の通り、羽毛を持った恐竜として知られている。当時の中国遼寧省は、平均気温が10℃程度だったと推測されており、恐竜の羽毛の発達との関連性が研究されている。黒い方がユティランヌスの成体である。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ディメトロドン・リストロサウルス生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ディメトロドン・リストロサウルス生体復元(平行法)
恐竜よりも古い時代の生物、ディメトロドンは、ペルム紀に棲息していた哺乳類型爬虫類で、背中にある“帆”で体温調節を行っていたと考えられている。昔の恐竜図鑑では、チラノザウルスやブロントザウルスなんかと一緒に紹介され、恐竜の一種だと思われるが、我々哺乳類の遠い祖先に近い生物である。隣の哺乳類型爬虫類のリストロサウルスは、ペルム紀の終わりから後期三畳紀にかけてロシアに棲息した単弓類で、体長は90~120cmと、当時としては大型の部類だったとされている。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 パラミロドン・スミロドン・ダイアウルフ生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 パラミロドン・スミロドン・ダイアウルフ生体復元(平行法)
恐竜よりずっと後に棲息した古代の哺乳類も新生代という時代に棲息した巨大生物たちも展示されていた。巨大なナマケモノ、パラミロドンは、全長3mもの大きさで手には鋭いツメを持っているが、植物食の生物で、ツメは植物を採るだけではなく、身を守るために使っていたと考えられている。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ダイアウルフ・スミロドン・ユティランヌス・パラミロドン生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ダイアウルフ・スミロドン・ユティランヌス・パラミロドン生体復元(平行法)
今にも襲い掛かりそうなスミロドンとダイアウルフは、更新世のアメリカに棲息した肉食動物である。スミロドンは、上顎の犬歯が大きく発達していることから、“剣歯虎(サーベルタイガー)”の愛称で知られ、ダイアウルフは、史上最大のイヌ科の動物とされる。

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メガ恐竜展2017 ZONE1 アノマロカリス生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 アノマロカリス生体復元(平行法)
約5億2500万~5億500万年前の古生代カンブリア紀に棲息した当時最大の捕食動物であるアノマロカリスは、バージェス動物群(約5億500万年前に棲息)の代表的な生物として知られ、学名は、“奇妙なエビ”を意味する。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 タラソメドン骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 タラソメドン骨格復元(平行法)
後期白亜紀のアメリカに棲息した海生爬虫類のプレシオサウルス類 タラソメドンは、首長竜の一種で、全長12mの内の半分が首となる。

タラソメドン 全身復元骨格
タラソメドン 全身復元骨格

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 カミツキマッコウ骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 カミツキマッコウ骨格復元(平行法)
中新世(約2300万~500万年前)の日本の長野県に位置する海中に棲息していた古代のクジラであるブリグモフィセテル・シゲンシスは、日本ではカミツキマッコウと称される。

カミツキマッコウ 全身骨格
カミツキマッコウ 全身骨格

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 サウロドン全身骨格(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 サウロドン全身骨格(平行法)
白亜紀のアメリカに棲息していた巨大魚サウロドンは、全長2mを超える白亜紀の巨大な魚類の一種で、ニシンの仲間と云われる。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 アンハングエラ・トゥプクスアラ骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 アンハングエラ・トゥプクスアラ骨格復元(平行法)
空飛ぶ爬虫類である翼竜アンハングエラは、前期白亜紀のブラジルに棲息し、クチバシに特徴である上下の鋭い歯は、魚食性の首長竜類と似た構造をしており、魚を主食としていたと考えられている。

アンハングエラ 全身復元骨格
アンハングエラ 全身復元骨格

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ショニサウルス頭骨(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ショニサウルス頭骨(平行法)
三畳紀後期に生息し ていた水棲爬虫類ショニサウルスは、全長15m、推定体重35tにも及び、既知のものでは最大級の魚竜である。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ミクソプテルス生体復元・ミクソプテルス化石(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 ミクソプテルス生体復元・ミクソプテルス化石(平行法)
カンブリア紀に節足動物類が出現したとき、足は獲物を捕らえたり歩行のためだけのものだった。しかし、1億年ほど経過した古生代シルル紀に登場したこのミクソプテルスには、明らかに遊泳用のオールと見られるような足があり、獲物を口まで運ぶことに使われたであろう小さな付属肢もある。これこそ節足動物類の世界において、足の分化が進んだ純然たる証拠、とみられている。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 メガネウラ生体復元と化石(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 メガネウラ生体復元と化石(平行法)
古生代石炭紀(3億1100万~2億8200万年前)に 生息した古代のトンボであるメガネウラは、カモメほどの大きさであったと云われ、地球史上最大級の昆虫である。原蜻蛉目に分類され、日本語ではゴキブリトンボとも称されている。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 イグアノドン生体復元(1850年)と歯・メガメサウルス下顎(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE1 イグアノドン生体復元(1850年)と歯・メガメサウルス下顎(平行法)
イグアノドンは、イギリスの医師「ギデオン・マンテル」(その妻という説もある)によって最初に化石が発見された恐竜として有名である。鼻先には鋭い角が生えているとされたが、親指の爪(スパイク)であったと改められ、4足歩行説⇒2足歩行説⇒再度4足歩行説との変更を経て現在の復元に至っている。

イグアノドン 復元画
イグアノドン 復元画

【ZONE2.地球史上、最も大きな陸上動物「竜脚類」】
地球の歴史における最大の陸上動物は「竜脚類」に属する恐竜である。恐竜は今から約2億3000万年前から6600万年前までの中生代に大繁栄し、その中でも、長い首に小さな頭、大きな胴体と長い尾を持つ「竜脚類」は、最も巨大化に成功した恐竜であった。平均的な大きさの竜脚類の重さは10~30t、巨大なものになると40~50tにもなり、80tに及ぶ超巨大竜脚類も存在した。竜脚類がなぜこれほどまでに大きくなることができたのかという謎に迫るため、各ゾーンのテーマに沿って竜脚類がどのような生物であったのかを、当時の環境や生態と併せて分かりやすく解説している。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE2 アンフィコエリアス胴椎模型(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE2 アンフィコエリアス胴椎模型(平行法)
アンフィコエリアスの胴椎の模型。アンフィコエリアスはディプロドクスと近縁で、全長は58m以上、体重は122tにもなる史上最大級の恐竜だろうと推測された。

アンフィコエリアスと他の恐竜との大きさ推定比較(Amphicoelias - Facts and Pictures)

アンフィコエリアスと他の恐竜との大きさ比較
【ZONE3.初期の竜脚類「三畳紀」】
約2億3000万年前の後期三畳紀の地層(アルゼンチン)から発見された最古級の恐竜エオラプトルは1mほどの大きさで二足歩行であった。一方、南アフリカの約2億1500万年前の地層から発見された初期の竜脚類であるアンテトニトルスは、全長が10mを超え、二足から四足歩行へ移行していたと考えられている。このゾーンでは、竜脚類の巨大化と歩行や姿勢の変化の関係性に着目し、エオラプトルやプラテオサウルスの生体復元の展示を通して、三畳紀に始まった竜脚類の起源について探る。

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メガ恐竜展2017 ZONE3 エオラプトル骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE3 エオラプトル骨格復元(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE3 エオラプトル産状骨格(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE3 エオラプトル産状骨格(平行法)

エオラプトル 全身復元骨格
エオラプトル 全身復元骨格

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メガ恐竜展2017 ZONE3 コエロフィシス・エオラプトル生体復元(交差法)

メガ恐竜展2017 ZONE3 コエロフィシス・エオラプトル生体復元(平行法)
後期三畳紀に棲息したエオラプトルとコエロフィシス。アルゼンチンに棲息していたエオラプトルは、原始的な獣脚類と考えられてきたが、近年の研究から、非常に原始的な竜脚形類だと判明した。長い首と尾をもつ肉食恐竜コエロフィシスは、現在のアメリカ・ニューメキシコ州辺りに棲息していた。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE3 プラテオサウルス生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE3 プラテオサウルス生体復元(平行法)
後期三畳紀のドイツに棲息していたプラテオサウルスは、“平らなトカゲ”という意味の名前で、古竜脚類に分類されている。

【ZONE4.竜脚類が大繁栄した「ジュラ紀」】
ジュラ紀に入ると竜脚類は巨大化し、多様化を果たす。北アメリカの竜脚類ディプロドクスやアパトサウルスは、ステゴサウルスらと共存し、幼体の竜脚類は当時の捕食者であるアロサウルスに狙われていたと推測する。このゾーンではジュラ紀後期の竜脚類の全身復元骨格や生体復元ロボットなどを展示してイメージし易い展示となっている。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アパトサウルス親子生体復元ロボット(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アパトサウルス親子生体復元ロボット(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アパトサウルス幼体生体復元ロボット(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アパトサウルス幼体生体復元ロボット(平行法)
アパトサウルスの名は”迷わすトカゲの意”だが、肩の高さまでは3.4mほどもあり、全長は約21m、重さは30tもあった巨漢にはあまり当てはまりにくい名前のように思われる。ブロントサウルスと同種だとされ、シノニム(異名)とされたが、近年の研究で二種に於ける異なる特徴が確認されている。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 バロサウルス生体復元ロボット(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 バロサウルス生体復元ロボット(平行法)
バロサウルス は中生代ジュラ紀後期の現北アメリカ大陸及びアフリカ大陸に生息していた竜脚形亜目 - ディプロドクス科の恐竜。属名は「重いトカゲ」を意味する。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アロサウルス骨格復元①(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アロサウルス骨格復元①(平行法)

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メガ恐竜展2017 ZONE4 アロサウルス骨格復元②(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アロサウルス骨格復元②(平行法)

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メガ恐竜展2017 ZONE4 アロサウルス骨格復元③(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アロサウルス骨格復元③(平行法)
ジュラ紀の恐竜の中ではトップクラスの知名度を持つアロサウルスは、後期ジュラ紀のアメリカに棲息していたジュラ紀最大の捕食者で、全長は最大12mにもなった。

アロサウルス 全身復元骨格/復元画
アロサウルス 全身復元骨格/復元画

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アロサウルス・ステゴサウルス骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 アロサウルス・ステゴサウルス骨格復元(平行法)
ジュラ紀のスター恐竜同士の対決、アロサウルス対ステゴサウルスでは、捕食するものと、捕食されるものとして展示している。ステゴサウルスは、“屋根を持つトカゲ”という意味の名前を持ち、後期ジュラ紀のアメリカに棲息していた剣竜類で最大で9mに達した。背中のプレート(骨板)は、多くの血管が走っており、体温の調節、メスへのディスプレイの役割、捕食者に対する威嚇などに用いたとされ、捕食される側も身を守る術べを進化の過程で手に入れている。

ステゴサウルス 復元画
ステゴサウルス 全身復元骨格/復元画

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 ディプロドクス・アロサウルス・ステゴサウルス骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 ディプロドクス・アロサウルス・ステゴサウルス骨格復元(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 ディプロドクス骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE4 ディプロドクス骨格復元(平行法)
ジュラ紀の巨大竜脚類ディプロドクスは、“二つの梁”という意味の名を持つ竜脚類で、最大全長は27mにも達すると云われた。

ディプロドクス 全身復元骨格/復元画
ディプロドクス 全身復元骨格/復元画

【ZONE5.世界中に拡散、そして絶滅した「白亜紀」】
白亜紀に入ると、竜脚類はアジア、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカなど南極を含む全ての大陸で繁栄するとともに、新たに様々な種類が出現する。このゾーンでは、背のトゲが特徴であるアルゼンチンの竜脚類アマルガサウルスや、日本で発見されたトバリュウ、タンバリュウの化石標本などを通して、白亜紀の様々な竜脚類を紹介している。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE5 アマルガサウルス骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE5 アマルガサウルス骨格復元(平行法)
前期白亜紀のアルゼンチンに棲息していた小型の竜脚類アマルガサウルスは、首から腰にかけて2枚の帆を立てたように発達した神経棘が特徴的である。

アマルガサウルス 全身復元骨格/復元画
アマルガサウルス 全身復元骨格/復元画

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE5 プロバクトロサウルス・サウロロフス・カルノタウルス骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE5 プロバクトロサウルス・サウロロフス・カルノタウルス骨格復元(平行法)
後期白亜紀の南米大陸に棲息した大型の肉食恐竜カルノタウルスは、大きな体躯に不釣り合いな小さな腕と、目の上にある円錐状のツノが特徴である。前期白亜紀の中国・内モンゴル自治区に棲息していたプロバクトロサウルスは、進化したイグアノドン類の恐竜で、“デンタルバッテリー”という歯の構造を未発達ながら有していた。

【ZONE6.巨大化した獣脚類】
竜脚類ほど超巨大化しなかったものの、獣脚類の中にも巨大化の道をたどる種が現れる。その代表が、全長13mほどにもなる最も有名な肉食恐竜ティラノサウルス・レックスである。本章では、スーパースター、ティラノサウルス類の進化を語る上で重要なグアンロンやライスロナックスに加え、ティラノサウルス・レックスの成長様式について知る上で重要な、幼体のティラノサウルス“ジェーン”など、ティラノサウルスの仲間たちを一堂に展示している。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ティラノサウルス・テラトフォネウス骨格復元①(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ティラノサウルス・テラトフォネウス骨格復元①(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ティラノサウルス・テラトフォネウス骨格復元②(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ティラノサウルス・テラトフォネウス骨格復元②(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ティラノサウルス骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ティラノサウルス骨格復元(平行法)
後期白亜紀の北米に棲息していた恐竜界のスーパースター暴君竜ティラノサウルスは、全長は約13mにも及び、地上最大級の捕食者と云われる。しかし現在では、狩りで獲物を捕まえる“捕食者(プレデター)”ではなく、屍肉を漁る“腐肉食者(スカベンジャー)”だったとする説、骨の構造から速く走ることはできなかったという説、体中が羽毛に覆われていたという説など、研究者により様々な説が唱えられており、最も有名な恐竜ながら、その生態は多くの謎に包まれている。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ティラノサウルス”ジェーン”骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ティラノサウルス”ジェーン”骨格復元(平行法)
手前のティラノサウルスの亜成体の比較的足の長い個体は、「ジェーン」という愛称で呼ばれ、骨の断面に見られる年輪のような成長線から、年齢11歳と推定されている。全長は6m強で、時速40~50kmで走ることができたと推測されている。尚、「ジェーン」という女性名だが、雌雄は定かでは無い。

ティラノサウルス 全身骨格ティラノサウルス 復元画
ティラノサウルス 全身復元骨格/復元画

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ライスロナックス骨格復元①(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ライスロナックス骨格復元①(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ライスロナックス骨格復元②(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 ライスロナックス骨格復元②(平行法)
後期白亜紀のユタ州に棲息していたライスロナックスは、“流血の王”の意味の名を持つティラノサウルス類で、ティラノサウルス類の出現は約7000万年前とされた説は、ライスロナックスの発見により約8000万年前まで遡ることになった。

ライスロナクス 全身復元骨格/復元画
ライスロナクス 全身復元骨格/復元画

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 タルボサウルス頭骨(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE6 タルボサウルス頭骨(平行法)
モンゴルのティラノサウルス類・タルボサウルスは、全長12m強の大型肉食恐竜であり、北米のティラノサウルスと非常に近縁なことから、後期白亜紀当時はユーラシア大陸とアメリカ大陸が地続きであった証拠であると考えられている。頭骨は亜成体のもので、成体に比べて相対的に長い後肢を持ち、身軽に動くことができたと考えられている。

【ZONE7.新生代の巨大動物】
鳥類以外の恐竜が絶滅し、新生代に入ると様々な巨大哺乳類が出現してくる。しかし、最大の陸上哺乳類でさえ、竜脚類の大きさに比べると遥かに小さいものであった。このゾーンでは、巨大な絶滅ゾウであるコウガゾウやナマケモノ類のパラミロドンなどに加え、天王寺動物園にいたインド象の"ユリ子"の全身骨格やキリンの全身復元骨格を展示している。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE7 コウガゾウ・ウインタテリウム骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE7 コウガゾウ・ウインタテリウム骨格復元(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE7 パラミロドン・コウガゾウ・ウインタテリウム骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE7 パラミロドン・コウガゾウ・ウインタテリウム骨格復元(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE7 天王寺動物園インド象ユリコ・コウガゾウ骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE7 天王寺動物園インド象ユリコ・コウガゾウ骨格復元(平行法)
コウガゾウ(黄河象)は中国北部の甘粛省の黄河の流れの近くで 発見された。ステゴドンというゾウの仲間で、 マンモスのように牙は湾曲して おらず、 まっすぐ伸びているのが特徴である。先頭の白い骨格は、天王寺動物園で飼育していたアジアゾウのユリ子の骨格標本。

コウガゾウ 全身復元骨格
コウガゾウ 全身復元骨格

【ZONE8.大きくなれなかった竜脚類】
体長が30メートルほどにもなる種が出現した竜脚類だが、巨大化しなかった竜脚類も存在した。ジュラ紀後期のドイツに生息したエウロパサウルスは、ブラキオサウルスなど巨大化した竜脚類の仲間と近縁な種であるにも関わらず、その体長は大人でも6mほどで世界最小の竜脚類の一種であった。このゾーンでは、巨大化できなかった竜脚類の謎に迫る。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE8 エウロパサウルス・ニッポンサイ骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE8 エウロパサウルス・ニッポンサイ骨格復元(平行法)
後期ジュラ紀のドイツに棲息していたエウロパサウルスは、ブラキオサウルス類に分類されるが、体は竜脚類の中でも小型となる。生物が島の限られた資源で棲息したため「島嶼矮化(とうしょわいか)」と称する現象により体が小型化したと云われる。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE8 エウロパサウルス親子骨格復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE8 エウロパサウルス親子骨格復元(平行法)
エウロパサウルスの幼体は、全長約2m程で、エウロパサウルスは最低15個の保存状態のよい頭骨のほか、20個体分を超える個体の化石は、成長の変異や個体変異の検証や、生物の進化を知るのに非常に役立っている。

エウロパサウルス 全身骨格エウロパサウルス 復元画
エウロパサウルス 全身復元骨格/復元画

【ZONE9.巨大化の謎にせまる】
ジュラ紀後期のヨーロッパ最大の竜脚類であるトゥリアサウルスは、2003年にスペインで発見された 全長30mを超える巨大恐竜で、竜脚類の進化に新しい知見を齎した重要な標本である。本展の最大の見どころとして、関西で初公開となる半身の復元骨格を展示している。このように竜脚類は巨大なもので体重80t、全長が30m以上にもなる「超巨大化」に成功する。最新の研究によって、竜脚類がこれほどまでに大きくなることができた理由は、様々な要因が絡み合った結果だということが解明されてきており、本章では、竜脚類の超巨大化を成し遂げた要因について迫る。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 トゥリアサウルス骨格復元①(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 トゥリアサウルス骨格復元①(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 トゥリアサウルス骨格復元②(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 トゥリアサウルス骨格復元②(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 トゥリアサウルス骨格復元③(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 トゥリアサウルス骨格復元③(平行法)
恐竜博のメインの展示となるトゥリアサウルスは、スペインのジュラ紀から白亜紀の境界付近である1億4000万年前の地層から発見された恐竜で、現在、ヨーロッパで発見されている中では最大の恐竜とされている。全長は30mを超え、体重は44tと推定されており、堂々たる大きさから“ヨーロッパの巨人”と称されている。

トゥリアサウルス 復元画
トゥリアサウルス 復元画

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 ティラノサウルス頭骨(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 ティラノサウルス頭骨(平行法)
ティラノサウルスの頭骨の長さは約1.5mもあり、物を噛む力は6tに及ぶ。ティラノサウルスの眼窩は他の恐竜と比べてより前方を向いており、立体的にものを見ることができた。更に脳の構造の研究から、聴力・嗅覚も著しく優れていたと考えられ、当時の生物界の頂点に君臨していたと言っても過言ではない。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 ジラッファティタン・サイカニア・ティラノサウルス・ギガノトサウルス頭骨(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 ジラッファティタン・サイカニア・ティラノサウルス・ギガノトサウルス頭骨(平行法)
ティラノサウルスの隣に展示された頭骨はギガノトサウルスのもので、後期白亜紀セノマニアン(約9800万~9600万年前)の南米大陸に棲息していた南米最大の大型肉食恐竜の全長は13mに及ぶ。ギガノトサウルスの頭骨は1.7mと推定されティラノサウルスより大きい。優れた嗅覚を持つ一方で、物を噛む力はティラノサウルスの約1/3程度と推定されている。手前にあるのはジラッファティタンの頭骨と、鎧竜サイカニアの頭骨。ジラッファティタン・ブランカイは、以前はブラキオサウルス・ブランカイとして知られていた恐竜で、タンザニアで発見された。サイカニアの名は“美しいもの”を意味するモンゴル語に由来する。南モンゴルで発見され、全長は約6mある。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 カマラサウルス・ディプロドクス・ディプロドクス亜成体・ブロントサウルス頭骨(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 カマラサウルス・ディプロドクス・ディプロドクス亜成体・ブロントサウルス頭骨(平行法)
竜脚類の恐竜として、左からカマラサウルス、ディプロドクス、ディプロドクス亜成体、ブロントサウルス。ブロントサウルスの頭骨が並ぶ。ブロントサウルスと言えば、古い恐竜ファンの間で有名な恐竜である。アパトサウルスと同種だとされ、シノニム(異名)として抹消されたが、近年の研究でアパトサウルスと異なる特徴が確認され、名前が復活しファンを喜ばせている。

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 トリケラトプス・クロマニオン人頭骨(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 トリケラトプス・クロマニオン人頭骨(平行法)
最大の角竜類であるトリケラトプスは、大きなもので全長約9mにも及び、頭骨だけで2.6mにもなる個体も存在した。大きな特徴であるツノは、生前は骨質の鞘に覆われ、後頭部の大きなフリルは、仲間との争いや求愛のほか、肉食恐竜に対する盾となったと考えられている。恐竜と人間の頭骨を比較すれば、人間が如何に小さな生き物なのかということをあらためて思い知ることが出来る。

トリケラトプスと人間の大きさ比較
トリケラトプスと人間の大きさ比較

(交差法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 竜脚類の胚 生体復元(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 ZONE9 竜脚類の胚 生体復元(平行法)
竜脚類の胚の復元模型も展示されていた。最古の恐竜胚の化石に関する新たな研究によると、恐竜の胚は現在の動物と比べて極めて成長が早く、生まれる前に卵の中でピクピク動いて、筋肉や骨の発達を促進していたと考えられている。

(交差法)
メガ恐竜展2017 恐竜アトラクションコーナー①(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 恐竜アトラクションコーナー①(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 恐竜アトラクションコーナー②(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 恐竜アトラクションコーナー②(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 恐竜アトラクションコーナー③(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 恐竜アトラクションコーナー③(平行法)

(交差法)
メガ恐竜展2017 恐竜アトラクションコーナー④(交差法)
(平行法)
メガ恐竜展2017 恐竜アトラクションコーナー④(平行法)

展示スペースの先には会場特設ショップがあり、購買意欲を刺激してくる商品が並んでいたが、無計画な買い物は狭い我が家では展示スペースも乏しいので、ここはひたすら我慢した。会場を出ると恐竜アトラクションコーナーや恐竜カフェが設置され、子供連れ家族の笑顔で溢れていた。リアルで大きな恐竜ロボットに囲まれたり乗ったりなどを少年期に体験できたら、きっと夢の中にも出てくる程、恐竜の虜になる子供もいるであろう。

(交差法)
恐竜アクアテラリウム(交差法)
(平行法)
恐竜アクアテラリウム(平行法)

大人になった私には恐竜ロボットに乗ったりするなどは出来ない。その代償ではないが、アクアテラリウムの中で恐竜ジオラマの世界を創出し、熱帯魚やヌマエビ、水草や観葉植物とのコラボを満喫している。“三つ子の魂百まで”ではないが、少年期に巨大な怪獣の迫力の魅せられた感覚は、恐竜への執着に引き継がれてしまった。地球上に実在した神秘が宿る恐竜は、時代が移り変わっても多くの人を魅了し、恐竜へのロマンを追い求め続けている。
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Author:MOTO
広島県出身、東京⇔大阪間の転勤を繰り返し、現在大阪在住。広島カープ・球場模型・艦船模型が好きなオッサンだが、アクアテラリウムの名人に出会ってから魅力にはまった。以前から興味のあった3Dカメラを購入し、立体的に(あくまで私的に)アクアテラリウムへのチャレンジを記録に残していくのであった。


 
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