3Dアクアテラリウム

立体写真による探訪記と恐竜ジオラマのアクアテラリウムと駄文のブログ

 

梅田の展望

Edit Category 3Dカメラ
前回の記事神戸市役所の展望スペースからの立体写真を掲載したが、遠景のみの被写体は以前から立体的に仕上がらず苦手意識を抱いていた。そこでもっと近場で無料の展望スペースがあれば、「3D時間差撮り」機能を駆使して遠景を立体的に撮影する方法を練習してみたいと思い、梅田にある三つの無料展望スペースに行ってみることにした。

FUJIFILM FinePix REAL 3D W3
FUJIFILM FinePix REAL 3D W3

私が愛用している3Dカメラ『FUJIFILM FinePix REAL 3D W3』は、世界で初めての3Dデジタルカメラとして発売当初話題になった『FinePix REAL 3D W1』の後継機だが、売行きは芳しくなかったようで、残念ながら既に生産終了品となっている。カメラの上部には人間の左右の眼の距離にレンズが配置され、肉眼の立体視に近い写真に仕上がるようになっている。敢えて表現すれば、“飛び出す”感じではなく“奥行き”を感じるような立体写真に仕上がるのである。

3D時間差撮り
3D時間差撮り

立体写真を撮影する為のコツとしては、手前に距離の近い被写体ごしにさりげなく撮影するすることでメインの被写体の奥行き距離感を表現することである。しかし遠景のみの被写体の場合、人間の左右の眼の距離程度の視覚差程度では殆ど立体感が出ない。そこで今回、人間以上のレンズ、即ち巨人の左右の眼の距離視点で遠景を撮影する理屈で、視点の異なる角度や距離から2D撮影を2回行い、1枚の3D画像に合成することで遠景を立体的に写し出すことができる「3D時間差撮り」機能を試してみることにした。

ブリーゼタワー
ブリーゼタワー

さて前置きが長くなったが、大阪 梅田にある無料展望スペースとして、まずは、西梅田の新たなランドマークであるブリーゼタワーの地上33階ダイニングフロアに設置された展望スペースを訪れた。地上174mの高さを誇るこの展望スペースからは、西梅田から南側方向の展望窓は真下方向を見下ろせるよう足元にガラスが迫り出しており、なかなか迫力ある景観である。

(交差法)
ブリーゼタワー33F展望スペース(交差法)
(平行法)
ブリーゼタワー33F展望スペース(平行法)

(交差法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望①(交差法)
(平行法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望①(平行法)

(交差法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望②(交差法)
(平行法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望②(平行法)

まずは「3D2回撮り」機能にて、1回目と2回目のシャッター間隔距離を30~40cm空けて撮影してみた。うまく画像が重なるか否か不安だったが、撮影した写真をモニター確認すると自動的に画像編集され、殆どブレは生じていないように見えた。しかし実際に立体的に撮影できたかどうかが判り難い。北側にも小さな窓があり、梅田スカイビルの方向の眺望が見える。こちらは、至近距離にハービスPLAZAが見えるので、ノーマルモードに戻して撮影した。

(交差法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望③(交差法)
(平行法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望③(平行法)

(交差法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望④(交差法)
(平行法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望④(平行法)

(交差法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望⑤(交差法)
(平行法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望⑤(平行法)

(交差法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望⑥(交差法)
(平行法)
ブリーゼタワー33F展望スペース眺望⑥(平行法)

ブリーゼタワーは、大阪サンケイビル及び隣接の島津ビルを建て替える「西梅田プロジェクト」により、総事業費約270億円をかけて2008年(平成20年)7月完成。地上34階建の超高層ビルは、BREEZÉ BREEZÉ (地下1階~6階及び33階ダイニングフロアを含む商業施設)、 サンケイホールブリーゼ(7階~8階:大阪サンケイホールの後継劇場、ブリーゼプラザ(7階~8階:多目的ホール及び貸会議室施設)、ブリーゼタワー オフィスゾーン(10階~32階:産経新聞梅田オフィスやフジテレビジョンやフジテレビ系列局、フジサンケイグループに属する放送局の関西拠点や日本ハム本社などが入居)で構成される。

梅田阪急ビル
梅田阪急ビル

次なる無料展望スペースとして、梅田阪急ビルに向かった。阪急百貨店うめだ本店の老朽化が進んだ為、耐震性を高めた複合ビルとして全面的に建て替えられ、南側の百貨店棟は2009年9月にオープン。41階建の高層部分(オフィスタワー)が2010年5月に開業した際に地上15階に展望フロア「スカイロビー」が設けられ、北側部分を含めた全館が2012年11月に開業した。私の東京在住時にリニューアル工事の殆どが行われたこともあり、今回が“新生 阪急百貨店”を初めて訪れることになる。昔から百貨店好きの嫁さんは、既に何度も来ているようで、軽やかな足取りで私を牽引してくれた。

旧阪急百貨店と阪急グランドビル
旧阪急百貨店と阪急グランドビル

新装開店した真打ちの阪急百貨店うめだ本店は、百貨店業界が20年近くも縮小傾向が続いていることを忘れさせるほどの盛況ぶりである。梅田界隈は大型商業施設が林立し、しのぎを削る闘いが繰り広げられており、阪急百貨店の他、大阪のおばちゃんの聖地と云われる阪神百貨店、ファミリー層をターゲットにする大丸梅田店に対して、2011年5月に開業したJR大阪三越伊勢丹は苦戦を強いられているようである。阪急百貨店は、大阪百貨店戦争において圧勝と云われており、この日も人で賑わう中で予想外のイベントに遭遇することになるのだが、これについては後ほど触れることにする。

(交差法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー①(交差法)
(平行法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー①(平行法)

(交差法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー②(交差法)
(平行法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー②(平行法)

12階のレストランフロアーで昼食した後、15の展望フロア「スカイロビー」で撮影を始めた。この展望スポットにはJR大阪駅前や御堂筋、西梅田方面など、ダイナミックなパノラマ眺望を楽しむことができるよう南側一面に大きな展望窓が設置されている。フロアには広々としたスペースに変わった形のベンチがあり、シンプルで洗練された空間は穴場的な展望スポットとなっている。

(交差法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー眺望①(交差法)
(平行法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー眺望①(平行法)

(交差法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー眺望②(交差法)
(平行法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー眺望②(平行法)

(交差法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー眺望③(交差法)
(平行法)
阪急オフィスタワー15Fスカイロビー眺望③(平行法)

開放的な雰囲気も影響し、「3D2回撮り」機能にて、1回目と2回目のシャッター間隔距離を今度は思い切って、80~100cm程度空けて撮影してみた。おそらく鎌倉の大仏奈良の大仏、或いは実物大ガンダムに匹敵する左右の眼の距離感に相当する筈だ。モニターで立体感を確認でき、嬉しさと同時にブリーゼタワーの展望スポットでも同様の距離間隔で撮影すれば良かったと少し悔やんでしまった。

(交差法)
阪急百貨店13F屋上広場①(交差法)
(平行法)
阪急百貨店13F屋上広場①(平行法)

(交差法)
阪急百貨店13F屋上広場②(交差法)
(平行法)
阪急百貨店13F屋上広場②(平行法)

(交差法)
三都模型①(交差法)
(平行法)
三都模型①(平行法)

(交差法)
三都模型②(交差法)
(平行法)
三都模型②(平行法)

13階の屋上広場は、緑化植栽されており、京都の伏見稲荷大社から分祀された小さい神社「伏見大明神」があり、ベンチもたくさん設置された憩いの場になっていた。この屋上広場を見下ろすように梅田阪急ビルと阪急グランドビルに囲まれている。エスカレーターで売り場を観ながら下っていく途中、京都大阪神戸の名所のおもちゃをジオラマ的に飾られていたが、この梅田阪急ビルがメインにしている演出がユニークで面白かった。

阪急グランドビル
阪急グランドビル

最後に無料展望スペースとして、阪急グランドビルの地上31階『阪急32番街 空庭Daining』のエスカレーター前の窓から撮影することにした。この場所は、展望フロアと云えるような広いスペースではないが、28階~31階の窓に向かって西側を臨む眺望を堪能できるよう椅子が設置されている。

(交差法)
阪急グランドビル31F眺望①(交差法)
(平行法)
阪急グランドビル31F眺望①(平行法)

(交差法)
阪急グランドビル31F眺望②(交差法)
(平行法)
阪急グランドビル31F眺望②(平行法)

(交差法)
阪急グランドビル31F眺望③(交差法)
(平行法)
阪急グランドビル31F眺望③(平行法)

この時間帯においては、陽が傾きかけて西日が差す中での撮影となったのは厳しかったが、巨大な屋根を設置し、2011年5月に『大阪ステーションシティ』(OSAKA STATION CITY)として装いを新たにしたJR大阪駅の全容を臨むことが出来、前述の二つの展望スポットとは違う方向からの眺望を臨めたことが良かった。

大阪駅の変貌
大阪駅の変貌

昨年11月まで東京で三年間生活していただけに、梅田界隈の変貌は実に新鮮に映る。東京の開発規模とスピードは目を見張るものがあったが、大阪を離れていた三年間でのこの地域の開発も近年にない進化を遂げており、過去に見慣れた大阪にはない近代都市の様相を呈している。特に近年完成した高層ビルはデザイン、色彩とも個性的で印象的な建築物が多くなってきた。

梅田阪急ビルと阪急グランドビル
新阪急百貨店と阪急グランドビル

巨大で一際目立つ存在となった梅田阪急ビルは、TBS「日曜劇場」枠で驚異的な高視聴率で社会現象となった堺雅人主演のテレビドラマ『半沢直樹』で、主人公の半沢が融資課長として勤務する東京中央銀行大阪西支店として、ビル壁面に「東京中央銀行」の看板をCG合成されて描かれている。近年のヨーロッパ風な重厚な建築様式と近代的で機能的な高層ビルとが複合されたビルディングはメガバンクをイメージさせ、梅田阪急ビルも同様の印象から採用されたものであろう。

(交差法)
阪急百貨店9Fアートステージ 片岡愛之助①(交差法)
(平行法)
阪急百貨店9Fアートステージ 片岡愛之助①(平行法)

(交差法)
阪急百貨店9Fアートステージ 片岡愛之助②(交差法)
(平行法)
阪急百貨店9Fアートステージ 片岡愛之助②(平行法)

奇しくもドラマで描かれた阪急百貨店うめだ本店の9階祝祭広場にて、歌舞伎役者の片岡愛之助による『香水の日』特別プロモーションとしてブルーベル・ジャパン主催のトークショーが開催されると表示されていた。片岡愛之助は男性初の「2013年度フレグランス アンバサダー」に抜擢されており、パルファムコンサルタントの小磯良江とのトークショーを見るために広々とした祝祭会場は瞬く間に女性を中心に人で溢れかえった。
※正直、各々の単語の意味は殆ど不明ですが・・・。

TBSドラマ『半沢直樹』の黒崎統括官(片岡愛之助)の怪演
黒崎統括官(片岡愛之助)と半沢直樹(堺雅人) 黒崎統括官(片岡愛之助)①
黒崎統括官(片岡愛之助)② 黒崎統括官(片岡愛之助)③

片岡愛之助は、前述の『半沢直樹』で金融庁検査局主任検査官 黒崎駿一を演じ、オネエ言葉で喋り、傲慢かつヒステリックな性格で、激高して部下の股間を鷲掴みにするなどの怪演により、ドラマのスパイス役として評判になった。以前から何かと話題の多い歌舞伎役者であったが、ちょうど一週間前に最終回を迎えた爆発的な人気ドラマ『半沢直樹』の話題の役者が、舞台として起用された阪急百貨店で催されるという極めて旬なイベントに遭遇できたことを素直に喜べた。

(交差法)
阪急百貨店9Fアートステージ 片岡愛之助③(交差法)
(平行法)
阪急百貨店9Fアートステージ 片岡愛之助③(平行法)

(交差法)
阪急百貨店9Fアートステージ 片岡愛之助④(交差法)
(平行法)
阪急百貨店9Fアートステージ 片岡愛之助④(平行法)

当たり前なのだが、ドラマの黒崎は演技であり、「ラブリン」と呼ばれて登場した片岡愛之助は、この日のトークショーではオネエ言葉は一切なく、ユーモアに溢れて終始爽やかなイメージであった。ちょうどこの日の夜には、日本テレビ『おしゃれイズム』にゲスト出演し、素顔の一端を見ることで余計に親近感を抱いた。この日のイベントには、TBS『情熱大陸』のカメラマンも随行しており、10月6日の放送で一瞬だけ観客最上部に豆粒のように共演(?!)している自身の姿を確認できた。

(交差法)
あべのハルカス①(交差法)
(平行法)
あべのハルカス①(平行法)

(交差法)
あべのハルカス②(交差法)
(平行法)
あべのハルカス②(平行法)

それにしても梅田の百貨店で芸能人のイベントに遭遇することなど、これまでにあまり想像したことがなかった。個人消費の低迷や業態間競争の激化など、小売業界を取り巻く経営環境は年々厳しさを増し、取分け百貨店業界は不振が鮮明である中、阿部野橋ターミナルビルの中核として、『あべのハルカス近鉄本店』が2013年6月にオープンした。全工事完了後の2014年開業時には、地上300mを誇る「日本一高いビル」に君臨する。益々熾烈になる大阪百貨店戦争を勝ち抜く為に、阪急百貨店は今後も様々なイベントで他の百貨店を圧倒する賑わいを獲得できるよう仕掛けていくのであろう。

西梅田高層ビル街と北ヤ-ド二期地区
西梅田高層ビル街と北ヤ-ド二期地区

大阪市と経済界が「大阪駅北地区街づくり推進協議会」を計画し、市民の憩いのゾーン、産業活性化のゾーン、商業施設のゾーン、などに整備する所謂「梅田北ヤード」が進行中だが、不況が長引くと民間企業は費用の安い場所に移り歯抜け状態になることは、大阪南港のATC(Asia & Pacific Trade Center)WTC((Osaka) World Trade Centert (Buliding))で実証済みである。ビルが老巧化している故に比較にならないが、JR大阪駅南側の第一ビル~第四ビルの歯抜けぶりは顕著になっており、JR大阪駅近隣の一等地であれど、これ以上の商業施設は不要なのかも知れない。

大阪梅田地区空撮
大阪梅田地区空撮

この日無料展望スペースを巡った梅田は、西日本最大の繁華街であり、総売上高は全国で新宿に次いで2位、百貨店面積では日本一となっている。一方、梅田周辺において最も高いハービスOSAKAの190mを始め高層ビルは多いが、伊丹空港の着陸進路に位置する為、航空法による制限表面により、200mを超えるビルは建築が困難である。又、2011年までに百貨店などの新設・増床が出揃い(同年特に大量に完成)、「大阪2011年問題」と称して商業施設の供給過剰を懸念されており、三年ぶりの大阪梅田の変貌は、都市としての飽和状態を暗示しているように思え、展望スペースでの写真や記事を整理する中で、今後の梅田の“展望”に様々な想いが巡った。
スポンサーサイト
 
10 2013
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

09 11


 
 
Profile

MOTO

Author:MOTO
広島県出身、東京⇔大阪間の転勤を繰り返し、現在大阪在住。広島カープ・球場模型・艦船模型が好きなオッサンだが、アクアテラリウムの名人に出会ってから魅力にはまった。以前から興味のあった3Dカメラを購入し、立体的に(あくまで私的に)アクアテラリウムへのチャレンジを記録に残していくのであった。


 
Live


 
   


CURRENT MOON

    
 
News



 
Maxim


 
Banner


 ご !!
足あと残していただけたら
後ほどお伺いいたします。



にほんブログ村 写真ブログ 立体写真 へ
にほんブログ村 観賞魚ブログ アクアテラリウム へ

人気ブログランキング へ


アクセス解析Webパーツi2iは、ランキングバナーではありません。
 
Affiliate

”模型 完成品”の語句を変えれば、Amazonの商品の検索ができます。


 
Cinema

 
Map


 
Translation



  

 
 
 
 
Category

  • 3Dカメラ (43件)
  • アクアテラリウム (26件)
  • ウォーキング (41件)
  • 模型 (19件)
  • 野球 (15件)
  • 特撮 (5件)
  • 健康 (3件)
  • 未分類 (16件)


 
Summary







 
Baseball


 
Twitter

Twitter Button from twitbuttons.com

 
Link





































































































 
 
  

ARCHIVE RSS